ほめる子育て

最近は、ほめる子育てが話題になって、反対にほめるのはダメだとか、ほめ方のポイントだとか、いろいろな子育てが本になったりしている。私自身も、子どものとき、怒られて注意されるよりも、ほめられた方がやる気もでて、調子がいいと感じることがあった。

 しかし、親になってみたとき、びっくりするほど、自分の子どもに対してほめ言葉が思い付かないと思った。子どもの生まれながらに持っている良いところは、もちろん分かっていても、あえて口に出すことはなく、直すべきところをいつも考えている。できるようになったことがあっても、すぐに次のことを期待している自分いる。


 反対に、他人の子のことは、いろいろできてすごいなと感じる。自分に近い人間には厳しくするのが、もともと癖みたいになっているようだった。そして、自分の子をほめられないことで、また自分を責めたりもした。

 けれど、子どもに期待する気持ちは親として、普通のことではないだろうか。ほめることはできないけれど、ちゃんと大人になったとき、一人立ちできるような力を持って、生まれてきていると信じる気持ちはある信じたいと思っている。 
 ならば、他の子の良いところが見つかれば、それを伝えて、自分の子も先生や他の、子どもの良いところが見つけられる人に、ほめてもらえば良いと今は感じている。



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