SNSの裏側2 ~つくし採り編~
まずはこちらの写真を見てもらいたい。
春にタイムラインに投稿させたものだ。これを見た弟がコメントをしてきた。
「もっと頑張んなよ」
コメントを読んで、一気に疲れが増してきた。確かに料理そのものには、そこまで手間はかかっていない。弟には焼き鳥あるなあぐらいにしか、見えないだろう。しかし、ここで重要なのは、右側のつくしだ。
平日は仕事をして、貴重な休みに子ども三人連れて公園に行き、一緒につくしを採り、子どもの「あっち行きたい」「こっち行きたい」「帰りたくない」「あれ買って買って買って!」「うぎゃ~!!」という声に散々付き合って、家にたどり着き。
一緒につくしのハカマをとって、水にさらしてから、フライパンで炒めつつ、焼き鳥を焼いて食べさせる。これのどこに、もっと頑張る余地があるんだろうか。
独身で子育てしたことがない、実家に親と一緒に暮らしている、「自称にんじんアレルギー」の弟に何も分かるわけはないとは思う。でも分からないなら、コメントは別に欲しくない。分かる人だけ分かってくれればいい。料理上手だと、思われたいわけではない。でも、頑張ってるということは分かってほしい。人に理解されるというのは、とても難しい・・・。