最近の長男の勉強の様子
「ナナのブログだって~。何それ~。」
後ろから長男がパソコンを覗いてきた。最近は、漢字も読めるようになってきてしまった。そろそろ隠れて作成しなくてはいけないかもしれない(笑)。うちの長男、現在小学1年生。
ある日、進研ゼミのチャレンジパットで勉強中の長男が聞いてきた。
「ねぇねぇ、<しょ>って何だっけ?」
ときどき、小さい文字が分からなくなることがあり、聞いてくる。
「し、よ。」
しばらくすると、また話しかけてくる。
「虫ってどうやって書くの?」
めんどくさくなってきたので、
「教科書か何かで調べなさい。」
というと、
「あっそうだ。まんがかん字じてんだ。」
と、取り出してきたのがこちら。
こんな感じで、いつも勉強に取り組んでくれる。質問をされることはあっても、私から無理にやらせようとする必要はない。
そんなある日、息子のランドセルから偶然、こんなものがみつかった。
100点のテストだった。まあ、小学生のテストで100点というのはすごいというよりは、一応理解できているというほどのものだとは思うが、以前と比べれば大きな成長だと思う。
成長というのは人それぞれだから、テストの点数の問題ではないが、それでも数字というのは分かりやすいので、一応載せてみた。もともと、勉強を理解できている子なら、驚くことではないかもしれないが、入学当初は何も覚えていなかった息子がここまで成長できたことは、チャレンジの影響が大きいと思う。
息子はもともと、イスに座って集中して勉強するということが難しかった。長男は、とにかく我が強く、楽しいと思わないものを、取り組んでくれるタイプではない。そんな息子に、勉強=楽しいものであるというイメージをもたせるためには工夫が必要だった。
幼児のころから、言葉の発達がゆっくりという診断を受けていて、就学の相談では個別支援級を勧められ、最初はとても悩んだ。大多数の子達と違う道を選ぶということは、簡単に決められることではなかった。
手厚い方と手厚くない方、どちらがいいかと言われれば、手厚い方がいいとは思う。でも、自分の子を他の子よりも、特別に扱ってほしいというのとは違った。
理想を言えば、全ての子をよりよくサポートできるのが一番だと思う。例えば、個別支援級を勧められない子の中にも、少し勉強を丁寧に教えてもらいたかったり、国語算数は大丈夫だけど、私のように運動が苦手な子もいる。
体調が悪かったり、もめ事があったとき、すぐに気づくための人手が必要なときもあると思う。本当の平等とは、何だろうか・・・?
でも、やはり担任一人に生徒が30人近くいる、今の現状では選べるものを選ぶしかない。息子が大人になるころには、普通級とか個別支援級とか、障害とか健常とか、人の境のない世の中になることを願って、あえて個別支援級を選ぶことにした。
集中して勉強する子が苦手な子にとって、学校以外に塾などに行かせようとするよりは、学校の授業の時間を、より充実したものにしてあげる方が合っていると思う。そして、家ではチャレンジで自分のペースで勉強するという方法で、しばらく続けてみるつもりだ。