ハーネスの思い出
三人目を妊娠したときのこと。ある日、長男のお迎えに行く途中、次男がベビーカーのベルトをはずし、くぐり抜けるようにベビーカーから降りてしまったのだ。ベビーカーが大好きな長男のときには、なかったことだ。
次男は、そのまま走りだし、道路に飛び出した。走っても、次男の方が速かった。バスが走ってきてあせった。
しかし、バスの運転手さんは、子どもの姿に気づき止まってくれた。間一髪だった。息子を歩道に連れ戻して、おじぎをした。運転手さんも驚いたに違いない。気付いてくれて、本当にありがたかった。
次の日、慌ててハーネスを買った。次男は、たとえ手をつないだとしても、すごい力で振りほどいてしまう。そこでハーネスをつけて、ベビーカーにのせ、ベルトをしめたあと、ハーネスの先端を手で持つことにした。
ある程度、指示を聞くようになった今は、使わなくなったが、このときは仕方がなかった。周りの人の目や、意見を気にしている場合じゃなかった。
もしかしたらこのことが、長男が通っている幼稚園に次男も申し込んだとき、断られた理由の一つかもしれない。でも、自分の子は絶対道路に飛び出さない、と言える親がどのくらいいるのだろうか。実際、幼稚園に通っている子ども達も、同じくらい危なっかしかった。私にとって、息子は普通のやんちゃな男の子だ。
一部の特性のある子ども達が、より多くの保育の手が必要なのではなく、もともと
一人の保育士に対し、20人余りの子ども達を安全に、見ることは不可能なのだ。発達検査で人をわけ、発達が遅いされる子どもの親に、未完成の子育て方法を指導するよりも先に、することがあるのではないだろうか。
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