どっちの道を選んでも大丈夫♪

 私の母はこだわりの強い人で、食べ物や薬品、使用するものなど「これは絶対だめ!」という話をよくしている。アレルギー食材についても、アレルギー体質の人でなくても卵はダメ、牛乳はダメなどの話をしょっちゅうしている。それを聞いていた弟が、「オレ、人参アレルギーだから人参食べれない。」と言ったときは、おかしかった。

 

 最近は、予防注射に対する話をよくしてくる。「インフルエンザの予防注射には、体に良くないものが入っているよ。」と、何度も繰り返し言ってくる。私は専門家ではないので、この話が本当のことか、もしくはただの都市伝説なのかは分からない。もし本当なら、より安全なものになるように改善してほしいとは思う。

 

 

 しかし実際、予防注射をしている人はかなりの人がいる。私も、いくつかの注射を子どもにも受けさせている。うつるものなど、学校や保育園で心配されそうなものに関しては一応病院に行っとく。

 

 かといって、必ず病院を利用するというタイプでもなく、自宅療養で治る軽いものの場合はさほど気にしない。お医者さんの言葉でも、「ちゃんと、薬を飲まないと大変なことになるよ。」といった言葉は余り好きではない。私にとっては母の言葉もお医者さんの言葉も、実際に勧めているものは違っても、聞いたときに同じように疲れてしまう。

 

 せっかくなら、相手が良くなるイメージとともに、自分の良いと思うものを勧めてくれればいいのにと思う。そして、自分の考えと違う道を選んだ人に対しても、「そういう考えもあるんだ。」ぐらいに考えて、それはそれで上手くいくように願いたい。